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ドイツで引っ越してみた 後編

 ※画像はイメージです。今回のブログ内容とは関係ありません。

※画像はイメージです。今回のブログ内容とは関係ありません。

Hallo zusammen!

 

 

前回からのつづき。

 

ドイツで初めて引越しをしてみた話です。

 

ながーい物件探しの末、ようやく内見へとこぎつけた。その際、「台所付き」という条件にしっかり当てはまっていました。

 

当てはまっていたのに……

 

台所を購入するハメになったのです!!

 

何故「台所を購入する事になった」のか。その理由はというと、前住居人との折り合いがつかなかった為です。

 

まずは、ちょっとその背景説明から。

 

Yukiho達は、旦那さんの会社での出向という形でドイツに来ていた為、それまでは家具付きのアパートメントにずっと住んでいました。東京の本社勤めから出向となり、ドイツでの駐在生活をしていたわけです。

 

なので、今回の引越しで、全ての家具を揃えなくてはいけなくて… まぁ、それは想定内だったとしても、まさか「台所」を買うとは思わず。

 

前回のブログでも書きましたが、「台所付き物件」の方が少ないというドイツの独特な事情。

 

それでも、やっとのことで台所付きの物件を見つけた。

 

しかし、まさかの事態に。

 

前の住人が、中古の台所に1000ユーロ(単純換算で13万円くらい)要求してくるとは!!

 

コレはありえなかった。

 

契約自体はオーナーとの折り合いがついてすんなりサインしたのに、台所は「別途住居人と相談」でした。理由はもちろん…

 

今の住居人もその前の住人から台所を購入して引き継いでいたから…!

 

カンタンに言うと、台所の所有権は住人にあったのです。

 

そのため、それを売るも捨てるも、住人次第。オーナーに介入権はありません。

 

Yukiho達はもちろん、一応購入する形にはなるけれど、中古という事で新しく購入するよりは安く済むし、そもそも台所を購入した経験がないので、台所アリの物件を探していたわけですが…

 

まさかこんな値段をふっかけられるとは(笑)

 

彼らは、「ケルン市内で台所1000ユーロは格安だよ!?」などと、言葉巧みに足元を見てきます。

 

明らかに5年以上も使い古され、少なく見積もっても3人の所有者を通ってきたこの中古の台所には、明らかに1000ユーロの価値はありません。下手したら、タダの場合もあります。

 

さらに、その住人達は「購入証明」も何も提示できなかったのです!

 

彼らが既に「タダで譲り受けていた」可能性すらあるのです…。

 

何はともあれ、こちらは610ユーロ(旦那さんの査定価格)で購入を申し出て、頑として譲りませんでした。

 

最終的に700ユーロまで下げてきた彼ら。元値の1000ユーロはいったい何だったんだ…。

 

それでも、交渉を続けるのも無意味な気がしてきて、こちらからお断りしました。だって新しい台所を買うお金の足しにできる額ですから。

 

…そういった経緯のもと、人生で初めて「台所を購入」することに!

 

最終的にはいい経験ができたかなと思います。

 

 

ここからは、台所を買ってみたお話。

 

はじめて台所を買うので、ネットで色んな所を見たり、キッチン屋さんに行ってみたりしましたが…

 

さっきチラっと書いたように、なにしろ「全ての家具を揃える必要」があったので、いっぺんに配送してもらうためにも、ソファーやベッド、クローゼットなども購入できる、大型量販店で台所を頼むことにしました。

 

まずは、お店備え付けのPCで勝手にいじってみる。画面上で、理想の台所をシミュレーションできるのです。お店に向かう前に、しっかりと寸法を測っていたので、それに合わせながら…

 

あっ、ちなみに言い忘れましたが、前の住人達は「本当に台所を全部」持っていきました。

 

想像つきませんよね?

 

カンタンに言うと、台所があった場所には、裸の配管がむき出し。それだけ(笑)

 

彼らは、冷蔵庫から食洗機はもちろん、水道とパイプ、洗面台から棚まで、全てひっぺがしていったのです…!!

 

恐るべき、台所込みの引越し。

 

そのため、ボイラーから何から何まで買います。そして、配管の位置などの寸法も自分たちでしっかり測る。

 

なにはともあれ、その情報をもとに画面上で少しずつ形にしていきます。色、サイズはもちろんのこと、その配置まで。そして、IHやオーブン、食洗機などの比較的大きめな部分を決めます。さらに、細かいアイテムに関して言うと…水道の蛇口、換気扇、LEDライト、板の素材、洗面台の形状、棚を閉める時の「ワンクッション有り無し」から、最後は、どの取っ手にするか、などまで。細かく全てを決めます。

 

取っ手を選ぶなんて、人生で初めて。

 

冷蔵庫とかの大物はカンタンに決まりますが、細かいところが難しかった。そのため、途中から店員さん主導で進めてもらいます。

 

大変だったけど全部自分で好きに決められるし、ワクワクで楽しかったです。

 

かなりの時間を費やして完成した予想図をコピーしてもらい、設置してもらう日の予約をとってもらい、その日は終了。

引っ越す人が多い時期だったので、最終的に、引っ越してから最短で10日後の予約しか取れませんでした。

 

むむ…まぁ仕方ない。それで了承して、他の全ての家具と一緒にお支払をすることになったのですが…

 

レジで青ざめることに。

 

何故かカード決済ができない!


その場をいったん離れ、また何度か金額を分けてとかでやってもらったけれど、やっぱりできない!

 

上限超えてしまっているのか?

 

一旦帰宅して、オンラインで支払上限を変更して、再トライ~。

 

…が。できない。

 

ヤバい!

 

現金を引き出すにも、現地の銀行では1日の引き出し上限があり、足りない。だからと言って日を改めると、家具の配送から台所設置の予約まで、全て予約し直さないといけない。そうなると、台所ナシ生活がさらに伸びる!!!これは避けたい。

 

何が何でも、この日に支払いをしなければいけない状況だったのです。

 

旦那さんのおかあさんがドイツでくらしているので、借りる事も考えましたが…住んでる場所も違うため、時間などもろもろ現実的でなかった。

 

どうにか支払う方法を考えないと…!

 

…とここで、Yukihoはひらめきました。

 

というか、これしか方法がなかった。

 

日本から持って来ていた、日本円。

 

コレです。

 

というのは、たまたま、まとまった日本円を、「何かあった時の為に!」ということで、ドイツに持ってきていたのです。

 

そう、それを「両替をして支払う」という方法です。

 

しかしその日は土曜日。銀行の窓口はもちろん閉まっています。(さすがドイツ)

 

そして、もうすでに夜。

 

…というわけで…

 

空港しか両替する場所がない…!!

 

運よく、ケルン・ボン空港の近くに住んでいたYukihoたち。アイデアがまとまったら即行で車をすっ飛ばし、空港で両替です。

 

だいぶ損するレートで泣く泣く両替。

 

時間はすでに閉店ギリギリ。再度車をすっ飛ばし、またお店に向かいます。

 

そしてようやく…

 

無事に支払う事ができました♪

 

色々予定していた日だったのに、1日中このお店に時間を取られた。けれど、安心感と安堵の方が大きかった。それと共に、ドッと疲れも…

 

なにはともあれ、ドタバタながらとても貴重な経験でした。

 

その後はまず、引っ越しをして、台所ナシの生活を約10日間。

 

とりあえず料理できないので、パンが続く毎日でした(泣)

 

もちろん娘の離乳食も作ることができなかったので、そこは既存の製品とフルーツなどで乗り切りました。

 

そして、やっと設置の日。

 

量販店契約の設置業者が、既に搬入されていたキッチンを、手際よく設置していきます。

その姿は、大工さながら。

 

家電の設置はカンタンなほうで、寸法に合わせて木材を切って棚を設置したり、水道までの配管を施行していきます。その日に、しかも最短で終わらすために、4人がかりで作業に没頭します。

 

その日も部品が足りなかったりと、何個か問題があって大変な日になったけれど……

 

自分たちで決めて、自分たちで設計して、自分たちで買った台所。

 自分たちで選んで作った台所。素敵になりました。Unsere neue Küche.

自分たちで選んで作った台所。素敵になりました。Unsere neue Küche.

 

完成した時はとても嬉しかったです。

 

引越しから完成までを思い返してみると、改めてドイツでの引越しは大変だったな~と思います。

 

ちなみに、引越しから約3ヶ月経った今。

 

いまだにちょこちょこ家具揃っていなくて、未完成の我が家です(笑)

 

色んな意味で全てが「自分だのみ」なのも、ドイツ生活。

 

これからも家族一丸で楽しく暮らそうーっと。

 

 

 

番外編:

 

引越し苦労と言えば、もうひとつ。

 

Wifiを設置するのに……

 

申し込んでから2ヶ月弱かかった!

 

日本じゃありえないスピード感ですよね。

 

ネットなし生活は不便で大変でしたー。これもドイツの脅威です……!

 

 

ではまた次回の投稿まで♪

Tschüs und bis zum nächsten mal!

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by Yukiho Kodama